当院は公的さい帯血バンク(日本赤十字社)認定採取施設です。

2023年9月1日より和歌山市で公的さい帯血バンク(日本赤十字社)が開始されました。

臍帯血とはお母さんと赤ちゃんを結ぶ臍帯(へその緒)と胎盤の中に残った血液のことです。

臍帯血の提供においては、出産後に本来なら専門の業者に依頼して廃棄してしまう臍帯と胎盤から残っている血液を集めるので、赤ちゃんとお母さんに痛みは全くなく、また出産の経過にも影響ありません。

提供者から採取した臍帯血をさい帯血バンクで量・濃度・質をチェックした後に保存し、必要とする患者さんと白血球の型(HLA)が一致すれば移植を行います。

公的さい帯血バンクは骨髄バンクや献血事業と同じく日本赤十字社が管轄しており、臍帯血の提供は献血と同じくボランティアです。

民間のさい帯血バンクもありますが、国の許可を得た事業者ではなく、臍帯血の調製・保存などは国が定める基準と同様に行われているとは限りません。また、本人や家族が将来何らかの治療に使う可能性を想定して、保管費用を支払って保管します。

公的さい帯血バンクは厳しい基準により運営されているため、採取した血液がバンクで保存に至るのは1~2割程度で、合併症、渡航歴、採取された血液量、血液濃度、細胞数、凝固状態により8~9割ほどが除外されてしまいます。

一人でも多くの命を救うために臍帯血の提供にご協力お願いいたします。

さい帯血関連情報(厚生労働省HP)